私はいつも思うのですが、バイクって奥が深いものですよね。
     見ているだけでも疑問点が色々でてくるものです。
     皆さんもそうではないかと思って調べてみたところ、やっぱり色々な疑問を持たれている方が
     多かったです。
     そこで「バイクのQ&A教室」を始める事としました。

     疑問に思ったことやわからないこと等なんでも結構ですので、メールにてご質問下さい。
     必ずお答えします。
     さらに、皆さんからの質問の中で多いものはこちらに掲載いたします。

     Q1:バイクを買うなら安いバイク?安いバイクのトラブルは?
     Q2:旧車ってお金がかかる?
     
Q3:欲しいバイクを探すには?
     Q4:
自分で行うメンテナンス

     Q
5:
緊急時の対処法
     Q
6:
バイクの寿命
     Q
7:
カスタムは何から?
     Q
8:
カスタムですること、ダメなこと

    Q1バイクを買うなら安いバイクを中心に探したいと思いますが、
        実際のところ安いバイクはトラブルが多いものでしょうか?

A:バイクの購入を考えられている方からよく言われるのが
        「安いバイクってないですか?」という言葉です。
     実際に中古車の雑誌に掲載した時も、安いバイクは売れやすいものです。
       では実際に安いバイクと言うのはどうなのでしょうか?

  バイクの値段というのは主に平均の市場相場から決まってきます。
        相場から買取・下取額が決まってくるのですが、
     車両代金が安い車両は買取額も安いものとなります。
     では買取額を決める査定はどうなっているのでしょうか?

     査定と言うのはほとんどが減算法を用いられております。
        減算法とは基準額から問題のある箇所を引いて査定額を算出するものです。
        つまり、買取額が安い車両は減点数が大きいものが多くあります。
        減点数が大きいということは、その分バイクにある問題点も多いと考えられます。
        (ただし、すべての安い車両が問題点が多いというわけではありません)

     仮に問題点が多いバイクであっても、きっちり整備をしていれば
        問題の起こる可能性は低くなります。
        その時に整備の知識がある人に起こりやすいミスが
        「自分で整備できるから」と言う自信です。
        私もお店を始める前にその自信から余計な出費をしたことがあります。

        2003年に250ccのホーネットを10万円で購入し、
        自分で整備をして仕上げようと考えました。
        いざ届いたバイクを見てみると、状態はホンマにボロボロ・・・。
        必要な部品を買い集めましたが、その部品代の総額が25万円ぐらいでした。

     車両代を合計すると35万円でかかった時間とかも考えると
        程度のいい中古車を買えばよかったと後悔しました。
        ちなみにそのバイクはインターネットのオークションで購入したものでした。
        その時にやり取りしていた相手はバイク屋と名乗っていたので
        ショックは大きいものでした。

     上記は私がホンマに体験したものです。
        平均相場からあまりにもかけ離れているものというのは
        手を出さないことがオススメです。

     ちなみにこの話の続編としては、今でも安いバイクを仕入れると
        場合によっては程度のよいものを
        高く仕入れたほうがよかったと言うことがあります。
        実際のところプロでもこういった経験のある業者さんもあると思います。

     何にしても高い買い物なので、しっかりしたバイクを選んでくださいね。

    Q2:旧車ってお金がかかるって聞きますが、実際のところはどうでしょうか?

A:私も昔そういった話を聞いて不安になったことがありますが、
     正直言うとお金と手間はかかります。
     バイクの部品は消耗部品がほとんどです。

     乗り続けていくと色々と消耗・劣化していき、
     まとめてきちゃったりするケースもあります。
     他にも充電系などでもひとつ新しい部品を入れると他の部品が
     だめになってしまうこともあります。

     一気にまとめてレストアすることで起こると予想される
        トラブルを事前に回避することもできます。
     さらに、弱点である電装系などを強化することも可能です。

     旧車はお金こそかかりますが、その分自分のバイクとしっかり
     向き合って色々考え付き合っていけるというのがひとつの楽しみです。
     旧車に関してはショップ任せでなく、オーナーさんの日頃の管理が必要です。
     その分愛着が増し、一生もののバイクとして考えられるのだと思います。  

        Zなどの旧車のオーナーさんは
     「○○○でエンジンが止まった。」
     「今月は修理で20万円かかった」
     「○○○を替えたらめっちゃ調子よくなった。」
     等の出来事を嬉しそうに話している方を見かけます。

     オーナーさんからすればそういったことは楽しみの一つに感じます。
         (私はそう感じます。)
     旧車のオーナーをお考えであれば、デメリットもしっかりと知っておいて下さいね。

    Q3:欲しいバイクを探す時は、どのように探すのが一番いいですか?

A:自分の欲しいバイクの平均相場と自分の予算とを照らし合わせてみましょう。
     この時に自分の予算が平均相場よりもかなり下であれば
     お金が貯まるまで待ってから買うというのがオススメです。
     もちろんローンを組むというのもひとつの方法です。

     ローンであれば
     「月々にいくらまで払えるか?
     「どのくらいですべて払い終えたいか?
     というのを考えておくとよいでしょう。

     後は実際にお店で計算してもらえば、はっきりした月々の金額がわかりますので
     一度相談してみるのがベストです。

     さて、予算的に問題なければ、次に車両探しです。
     中古車も色々な情報が出回っていますが、大事な事は雑誌やインターネットに
     記載されている車両の情報はすべて信じないで下さい。
     たまに、間違った情報もありますし、表面上しか
        記載されていないものが大半です。
     必ず自分の目で見てみましょう

     車両のチェックポイントは雑誌でもよく掲載されていますが、
     実際に欲しいバイクを目の前にすると、ほとんど忘れちゃう方もおられます。

     仮に忘れたとしてもアフターサービスや店の雰囲気はしっかりチェックしておいて下さいね。
     あと、外装がめっちゃキレイな車両には落とし穴がある場合もあるので要注意!
        中古のバイクで一番簡単に手直しできるのは外装です。

     ほとんどの方が外装って気にされるかと思いますが、
     外装以外の部分がバイクを選ぶ上では特に重要です。
     外装は塗装や交換するだけでガラッと変わります。

     でも、車両の状態は外装の様には簡単に変わりません。
     バランスを崩したものは、外装の交換以上にお金がかかることが多いです。

     エンジンの異音や、後ろから見て車体がまっすぐになっているか?
     エンジンの始動性や消耗品の状態(消耗している場合は交換してから納車してもらえるのか)
     実際に乗り出してから、どのくらいカスタムや修理でお金がかかるのか?
        等チェックするところはいっぱいです。

     とはいえ、あんまり詳しいことはわからないって方も多いとは思います。
        そういった方は、そのショップに他のお客様がいたら、そのお客様に
     聞いてみるというのもひとつの方法です。

「バイクを購入する時=ショップ選び」になります。

        バイクを購入した後、そのショップとの付き合いも始まります。
     安心して任せられると思えるショップが一番いいと思います。
        アフターサービスがあいまいなショップは売り逃げされる場合もあるので要注意!
     近くて安心して任せられるお店というのが一番理想ですね。

    Q4自分のバイクをメンテナンスしたいのですが、何をすればよいのでしょうか?

      A:法律でもありますが、簡単な操作や目視でできる日常点検はいかがでしょうか?
      日常点検とは

         1.燃料
         2.オイル
         3.タイヤ
         4.チェーン
         5.ブレーキ
         6.クラッチ
         7.灯火類
         8.バッテリー
         9.ネジの締め付け

        の全部で9種類あります。

       簡単な見方を以下に記載しますのでご参照下さい。
         1.燃料:ガソリンは入っているか?又は古くないか?
         2.オイル:エンジンオイルの量は適正か?
         3.タイヤ:タイヤの溝はあるか?空気圧は適正か?硬化やひび割れがないか?
         4.チェーン:張り具合は適正か?グリス切れをおこしていないか?
            スプロケットは尖っていないか
?
         5.ブレーキ:パット及びシューの残量はどうか?ディスクは薄くなっていないか?
                  ブレーキが正常に効いているか?
         6.クラッチ:クラッチの張り付きはないか?ちゃんときれるか?滑っていないか?
         7.灯火類:ランプ類はすべて点灯するか?
         8.
バッテリー:バッテリーは弱っていないか? セルは回るか?
         9.ネジの締め付け:ネジの緩みはないか?

     この日常点検は簡単なものですが、
     意外と皆さん忘れがちになってしまうものです。

        早めに気付けばよいのですが、知らず知らずのうちに
        かなりやばくなっているバイクもあります。

     洗車をきっちりしてみるというのもひとつの方法です。
        細かく磨いていると普段見ないところも見えてくるので、
        疑問点も出てきやすいと思います。
        まずは自分のバイクを見てみましょう。

    Q5:事故やパンクなどの緊急時はどうするのが一番よいですか

     A:いざっていうときにアタフタしてしまう。そんなことってありますよね。
        そういう時は自分で修理できればよいですが、道具もないし焦るし中々できないものです。
     もちろん購入されたお店や行きつけのショップに連絡すると言うのが一番ですが、
        遠出している時などはどうしますか?

     そういう時のためにロードアシスタンスサービスに加入されておくことをおススメします。
        ロードアシスタンスというと代表的なのがJAFです。
     会員になっていると軽作業や
5kmまでレッカー移動が無料になるなどのサービスがあります。

     他にもクレジットカード会社のロードサービスというのもあります。
     
クレジットカードを持っている人は10kmまでレッカーが無料というのもあれば、
        バイク限定ですが、60kmまでレッカー無料(条件により最高では距離が無制限)
       
というものもあります。
     軽作業が無料というのはパンクやバッテリー上がり・ガス欠・球切れ・
30分以内の
        現場修理無料等があります。
     使うことがないのは理想ですが、加入しているといざっていう時にはかなり安心です

    Q6バイクの寿命ってどのくらいですか?

     A:よく似たような質問をされることがありますが、はっきりした境目というのはありません。
     実際に40年以上前のバイクでも元気に走っている車両もあれば3年前の
     バイクでも復活させるのが困難なバイクもあります。

     次にメーターの距離にしても必ずしも正しいものではなく、
        メーターの距離を改ざんされているバイクもあります。
     仮に10km走ったバイクでも元気なバイクもあります。
     逆にエンジンに問題があるバイクでも整備を
        することで復活させることも可能です。
      バイクの寿命はあってないようなものだと思います。

        では、一番長生きさせる為の方法とは、どうすればよいのでしょうか?
        それは、定期的なメンテナンスをきっちりしてあげることです。
     定期的な油脂類の交換・消耗部品の交換・定期点検・日常点検・洗車や
        ワックスがけ等によっても全体的に寿命を伸ばすことができます。

     自分のバイクの状態をしっかり把握してみてください。

    Q7:今乗っているバイクをカスタムしたいのですが、何からしていくのがいいのでしょうか?

     A:カスタムの基本は今乗っているバイクの足りない部分を補ってあげることです。
     まず今乗っていて不安に感じるところや物足りないところを考えてみてください。
     闇雲に作業をやっていくと、結局は今までしていたカスタムと別の方向に行ってしまう事や
     お金はかかっているが、まとまりのないバイクになってしまうこともあります。

     ちなみに雑誌に載っているカスタムだけを頭に入れていると、
        使い勝手や耐久性などの問題が出てくるときもあります。
     「主にどのように使用するか?
     「どういった場所で使用するか?
     「日頃のメンテナンスはどのくらいの頻度で行っているのか?
     「保管場所はどのようなところか?etc…
     カスタムの方向性を決めるときには様々なポイントがあります。
        最低限この辺りはきっちり考えておきたいところですね。

     自分の知識で補えないところは行きつけのショップさんや
        友人に相談してみるというのもよいと思います。
        色々な人の意見や、いろんな車両を見ることでカスタムの世界は広がります。
       その時は自分でどういったバイクに乗りたいのかをイメージして相談するといいと思います。

    Q8:カスタムでこれはしてはいけないとか、必ずこれをしないといけないというものはありますか?

      A:カスタムでしてはいけないことは、危険につながるカスタムです。
      例えば、強度が足りないとか、しっかりネジが締まらない等、
        そのまま乗り続けると大きな事故につながる可能性のあるものは絶対に避けてください。
        素人考えでするだけでは危険につながる可能性があります。
        道路交通法上でも知識とは別に、車両の整備不良は乗っている人の責任となっています。  

      カスタムの定番ともいえるマフラーでも、
       「他はいじりたいが、マフラーは純正がいい」と言う方もいます。
      見た目でカッコイイからこうしたいというのは逆に良い方法だと思います。

     カスタムでする上で必ず理解しておいていただきたいのは、
        そのカスタムをすることでのデメリットを知っておくことです。

    カスタムする時は良いことを考えがちになってしまうものです。
     最初は良いのですが、いざ乗り出してからデメリットが見え始めると
     嫌になってしまうケースがほとんどです。

     せっかくお金をかけてカスタムするのであれば、
        少しでも不安要素を消すというのがポイントです。

        メリット・デメリットに関しては「ケース バイ ケース」もありますのでショップ等の
        専門の方に相談されるのが良いかと思います。

        カスタムは自分でもしっかり把握して、きっちりやれば楽しいものです。
        はまりだすと中々抜けれなくなる程です。

        しかし、お金をかければよいというものではありません。
        カスタムするのであれば、その人の個性も大事だと思います。
        カスタムの理想は、乗り手の希望と実用性・バランスのきっちりとれたものです。
        自分なりのカスタムを考えて相談してみて、理想のカスタムバイク造りにチャレンジしてみてください。